「その頃何が好きだったかが指先に反映されている」モデル・朋永に聞く、ネイルが自身に与えるポジティブなパワーとは。

interview

CITYBUDDHAのWeb Siteでモデルをしてくれている、朋永(ともえ)。Instagramの投稿でも度々登場するカラフルなネイルが、自身に与えるポジティブなパワーとは。私らしさを表現するネイルについて伺った。

まず、モデルになった経緯や、ご自身のルーツについて教えてください。

2001年生まれの、現在21歳です。20歳の時にモデルを始めて、現在は大学を休学し2月に名古屋から東京に来ました。

大学に入ってすぐ、地元名古屋のタイカレー屋さん・ヤンガオのグッズのモデルをしたところ、今の事務所の方が声をかけてくれて。初めは怪しすぎて不安だったけど、人柄が良かったので事務所に入ることを決めました。

大学では心理学を専攻していて、将来はカウンセラーになろうと思ってました。

カウンセラーとモデルという2つの職業にギャップがあるようにも感じますが、モデルもカウンセラー同様に人と関わるお仕事ですし、初対面でも人見知りしない性格が今のモデル業にも生きてるかもしれないです。

Instagramでは、ネイルの投稿をよくされていますよね。それらを見て、個性的な朋永さんの感性が表れているなという印象を受けました。ネイルをすることでどんな心境の変化があると感じていますか?

昔は、黒とか派手で強い色ばかりをつけていましたが、今はそればかりだと疲れちゃう感覚もあって、おしゃれの感覚が変わってきているのを実感します。最近は自爪が好きで、休日に塗るとしたら自然体な雰囲気でいられるベージュとか透明が多いです。自爪も、色っぽくて艶があっていいなって思うようになったのも最近の変化ですね。

あえてネイルをする時は、デートする時、お洒落したい時で、心に余裕があって準備に時間がかけられる証拠だとも思います。指先がいつもと違うことにうきうきワクワクできるのが良さですよね。

最近は、お仕事以外自爪でいることが増えましたが、ネイルに限らずアクセサリーとかも身につけなくなってきて、シンプルなほうがセクシーな気がしてます。

中高生の頃はロックとか、Vivienne Westwoodが好きでした。バンドの人ってみんな爪を黒く塗っていてそれに憧れて、暗い色を塗っていました。服装は可愛くて、ネイルが濃い色!みたいな組み合わせが好きでしたね。高校生の時はメキシコ雑貨にハマってはっきりした色が好きで、ネイルもカラフルでした。好きなものはその時々で変わっていくけれど、一度好きだったものはずっと好き。振り返ってみると、指先のネイルにもそれが反映されてます。

CITYBUDDHAは自分らしさがテーマです。朋永さんが、自分らしくいる為の方法やルーティンがあれば教えてください。

「一汁一菜」の土井善晴先生のファンで、影響を受けて毎朝お味噌汁を作っています。今日はオクラと玉ねぎの味噌汁を作りました。名古屋で生まれ育ったので、絶対赤味噌で作ります。忙しくても、前の日に作って朝必ず飲むようにしていて、おすすめです。あとは可愛いものたちに癒しを求めて、すみっコぐらしのぬいぐるみを集めたり、シルバニアファミリーを集めたり、手のりサイズの小さいものたちを集めています。

お笑いも大好きで、特に霜降り明星の電池の切れかけたカニ、イニミニ、、あとはハライチとか大好きです。ラジオも聞きます。真剣にというより、癒しとして見ていますね。あとはインドアに限らず、昔から車で滝を見に外に出かけるのも好きで、最近は秩父の滝を見に行きました。

自分の「好き」がたくさんあっていいですね。最後に、読者にメッセージをお願いします!

東京で生活するようになってから、東京の人は早足で、名古屋の人よりも靴の底すり減っている!ということに気付き、生き急いでいる人が多い印象を受けました。どうしても、もっと頑張らなきゃ、急がなきゃという風潮があって、その考え方もいいけれど、それを他人に押し付けたり、必ずしも自分もそう生きなくちゃいけないと考えるのはよくないですよね。みんなもう少しゆっくり歩こう!

あとは、自分の夢とか将来がはっきり決まってなくてもいいじゃないかと思います。夢がある人が偉いわけじゃないんだよって思っていると、いろんな不安が軽くなる気がします。自分を大切にするためにも、その時の流行りより、自分の好きなものを好きで居られたらなと思います。

朋永

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